地元から離れた大学に入学が決まり、初めて一人暮らしをすることになったときの部屋探しはマンションやアパートを借りることになることが多いでしょう。
しかし、どのような間取りや家賃で考えればよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、大学生が初めて一人暮らしを始めるときの部屋探しのコツやポイントなどご紹介していきます。
◆一人暮らしならワンルームや1Kで十分?
部屋探しをしていくうちに、一人暮らしなのだからワンルームや1Kの部屋などがよいと考えることが多いようです。
しかし、ワンルームと1Kに違いがよく分からないという人も少なくないでしょう。
この2つの間取りの違いは、キッチンと居住スペースがドアや引き戸で区切られるかどうかで判断します。
キッチンと居住スペースの間にドアなどがなく一体化していればワンルーム、ドアなどで区切られていれば1Kという間取りになります。
キッチンで料理をしたときに、においや油ハネなどが居住スペースまで影響すると困るという場合は1Kのほうがよいでしょう。
◆1DKや1LDKとは?
1K以外にも、1DKや1LDKという間取りがあります。
1DKは居室とダイニングキッチン、1LDKは居室とリビングダイニングキッチンという間取りです。
K=4.5畳未満であればK、4.5畳以上8畳未満ならDK、8畳以上はLDKなど、広さによってダイニングキッチンなのか、リビングダイニングキッチンになるのかなど異なります。
◆家賃はどのくらいまでが目安?
また、一人暮らしをする大学生が女子学生の場合、オートロックなどセキュリティ面も重視する傾向が強くなるので少し家賃は高くなる可能性があります。
一般的な家賃の目安は収入の3分の1を目安にすると良いので、大学生に仕送りをする親がどのくらい負担できるかによって異なります。
家賃だけでなく、水道光熱費や生活費なども必要になりますので、なるべく負担をかけさせたくないというのならできる限り家賃を抑えるか、アルバイトなどで収入を得るかを検討する事になるでしょう。
◆無理のない金額設定が大切
ただし、大学の試験期間中はアルバイトができなかったり、ケガや病気で休まなければならなくなったり、思うようにアルバイトの収入が得られないこともあります。
また、アルバイトを生活の主体にしてしまうと、学生本来の勉学という部分がおろそかになる可能性もありますので、無理のない家賃の上限を決めた上で部屋探しを行う様にしましょう。