「センベロ」という言葉をご存じでしょうか。
これはたったの千円あればベロベロになるまで酔えるという意味ですが、値段がリーズナブルなお店でお酒を飲むことを表しています。
東京都内にも、この「センベロ」が可能なお店は数多くありますが、鶯谷にも実はセンベロが可能なディープスポットが存在します。
今回は、その代表的なお店「信濃路」を紹介していきます。
鶯谷駅北口から歩いてすぐの場所に、24間営業している鶯谷のセンベロを代名詞に持つともいえるお店「信濃路」があります。
芥川賞作家の西村賢太氏も通い詰めているとメディアで紹介していたお店です。
正面入り口の引き戸を引くと目の前に厨房があります。
向かって左側はカウンター席のそば屋兼定食屋となっており、右側は座敷やテーブル席などの居酒屋スペースです。
厨房を取り囲むように左右に分かれているユニークなお店ですが、どちらに行こうか迷ってしまうところにも面白さが感じられるはずです。
壁にはぎっしりと食事メニューが貼りつけられています。
どれを注文しようか迷ってしまいそうになるくらいの量ですが、24時間営業で立ち食い価格のそば屋さんを兼ねている時点で大衆酒場の魅力いっぱいです。
信濃路名物のメニューには、ハムカツやスナップエンドウなどがあります。
定食もあれば、揚げもの、煮物、串料理などの単品メニューもあるなど、バラエティーに富んだメニューはどれも手頃な価格ばかり。
懐かしいおふくろの味を感じながらおいしい料理を食べ、ベロベロになるまで飲んでも財布に優しいお店です。
アルコールやソフトドリンクなど飲み物のメニューも充実していますので、うっかり会社の飲み会で終電を逃してしまった!という人が安心して利用できるお店だといえるでしょう。
信濃路は、小遣い制のサラリーマンなどが遠くからわざわざやってきて、リーズナブルな価格でおいしい料理とお酒を楽しむという人も少なくないようです。
見た目は昔ながらの定食屋さんの店構えですが、中にはいればメニューが書かれた短冊が壁一面に大量に貼られている光景に、大衆食堂のよさをかんじさせてくれること間違いありません。
24時間営業で無休なので、朝から晩までお店でお酒を飲むこともできますが、くれぐれも飲み過ぎには注意してください。
【お店情報】
店名:信濃路 鶯谷店
所在:東京都台東区根岸1-7-4 元三島神社 1F
電場番号:03-3875-7456
アクセス:JR山手線鶯谷駅北口改札から徒歩2分
営業時間:24時間営業
定休日:無休