賃貸物件を借りる際の判断材料の一つとして、建物の構造があります。
今後の生活面において住み心地を変える重要な材料とも言えます。
建物の構造によって、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、対照的な“木造”と“鉄筋鉄骨コンクリート造”のメリットとデメリットについて一緒に確認していきましょう。
◆木造アパートのメリット・デメリットとは?
木造賃貸のメリット
①鉄筋造などの造りに比べて通気性が高く断熱性が高い
②吸湿性に優れている
③材料費等が安いためお家賃が安い場合が多い
④近年はオシャレな物件が増えつつある
木造賃貸のデメリット
①騒音が響きやすい
②気密性が低く冷暖房の効きもよくない
③火事が発生すると大変危険
④古い物件だと耐震性の問題も…
と、このように、木造にも良し悪しがあるわけですが、実際にメリットと言えば外観やお家賃などの金銭問題の方が多く、直接的な住み心地とは結びつかないものが多いように思えます。
逆に住み心地についてはデメリット部分が多いですね。
◆鉄筋鉄骨コンクリート造のメリット・デメリットとは?
賃貸鉄筋鉄骨造のメリット
①耐震性が良い
②耐火性もある
③遮音性もよし
④耐久性も優れている
⑤気密性も十分
⑥ある程度のデザインの自由度もある
賃貸鉄筋鉄骨造のデメリット
①建築費用が高くなるため、お家賃も高くなることが多い
このように、鉄筋鉄骨造の造りの物件にもメリット・デメリットは当然あります。
しかし、上記の木造と比べると住み心地で言えば、鉄筋鉄骨コンクリート造の方が良い所が多いです。
遮音性も高く、音でのトラブルは減りそうですし、デザイン性も問題はないようです。
ただし、コストは高くなりますので、もし木造と同じ間取りでもかなり賃料が上がってしまう点がデメリットとなります。
家賃が高くて、良い物件に住みたいと言う方にオススメです。
◆最後に
今回の内容はお部屋探しをする上での構造上のメリット・デメリットについてお話させて頂きました。
この結果を元に今一度どのような構造の物件に住みたいか考えてみるのもいいのではないでしょうか。
どんな物件についてもデメリットはありますが、何かしらの機材や道具を使う事で最低限の対処をする事も可能です。
木造でも鉄筋鉄骨コンクリート造でも特徴をしっかり活かせるようであれば、特に気にする必要はないのかもしれません。
しっかりと理解した上で、自分のスタイルに合った物件を見つけるようにしましょう。