荒川区は、東京都の北東部に位置する地方自治体です。
子育て環境の向上に力を注いでおり、都内で最も子育てしながら働きやすい街と称されています。
2018年5月時点、荒川区内には24の公立小学校が立地しています。
そこで今回は、第三日暮里小学校についてご紹介していきます。
◆小学校の歴史・沿革
1918年4月1日に第三日暮里小学校の前身となる教育機関が開設され、同年6月22日には落成式が執り行われました。
1925年3月18日に日暮里エリアで大火事が発生して本校が焼失したものの、1927年4月26日に旧鉄筋校舎が落成しています。
1946年4月1日、校名が第三日暮里小学校に変わり、再スタートを切りました。
時代の変遷に伴って児童の生活環境の充実化が進み、1986年10月8日に文部大臣賞学校給食優良校表彰を授与されました。
1990年以降、かんぽ作文コンクールで輝かしい成績を度々収めており、作文の指導に尽力してきた成果が実を結んでいます。
時代の潮流に合わせてカリキュラムを工夫する中、インターネットの急速な普及を鑑みて1996年にコンピューター教育を開始しました。
2017年4月時点、子どもの将来を見据えて多種多様な指導方法を積極的に取り入れ、有能な人材を多数輩出しています。
児童数は男子が232名、女子が189名です。
1年生のみ3クラス制、2年生~6年生は2クラス制を敷いています。
◆特色豊かな第三日暮里小学校
2002年~2004年、第三日暮里小学校はフロンティアスクールに指定されていました。
学力向上フロンティア事業に基づいて、児童個々のレベルに配慮した指導を行い、今まで以上に個性を最大限に引き伸ばすことを大切にしています。
きめ細やかな指導による効果を研究し、その結果を2004年11月に行政・教育機関に報告しました。
同校では教育の拡充を目指して職員一人一人が研究に取り組んでおり、研究発表会への参加が活発です。
2017年には学校パワーアップ事業と題して特色のある学校づくりをさらに本格化させました。
また、日本の伝統や文化を意識したプログラムを積極的に取り入れており、相撲大会への出場を目指して張り手や四股ふみを児童が練習しています。
さらに、縦割り教育の時間を多めに設け、異なる学年の児童との交流を通じて人間性を養っています。
◆児童が安心安全に学べる環境
第三日暮里小学校は、学校一丸となってより良い教育環境を構築するために尽力しています。
保護者が安心してわが子を預けられる体制を整えています。
また、周辺は保育園と生活施設が介在する住宅街です。
近隣住民に見守られながら不安なく登下校できる環境です。
【学校情報】
校名:第三日暮里小学校
住所:荒川区東日暮里3-10−17
アクセス:JR山手線日暮里駅東口改札から徒歩11分・東京メトロ日比谷線三ノ輪駅2番出口から徒歩12分
TEL: 03-3801-3539