台東区にある三ノ輪エリア。
今回はこのエリアの歴史について、見て行きたいと思います。
どのようにして三ノ輪は栄え、今のような土地になっていったのでしょうか。
せっかくなので確認してみましょう。
◆三ノ輪とは?
三ノ輪は台東区の北部に位置するエリアです。
町内は商店街やビル、寺院や住居が混在しています。
「三ノ輪」という地名ですと、現在は三ノ輪1丁目と2丁目があり、このエリアだけで約3000人が暮らしています。
元々は下谷三ノ輪町という名称ではありましたが、その町の一部が三ノ輪として起立されたと言われています。
◆いろんなエリアが混ざっている
この三ノ輪というエリアは、台東区と荒川区が混ざっているエリアでもあります。
例えば、三ノ輪駅は日比谷線で台東区ですが、荒川線三ノ輪橋駅は荒川区にあります。
このように二つのエリアが混ざっているのは珍しく、家を探したりする際はややこしい一面もあったりはしますので、賃貸などを借りる際はしっかりと確認しておいた方がよさそうですね。
◆ジョイフル三ノ輪って?
下町風情が残る三ノ輪ですが、明治時代に任意団体としてスタートした商店街と言えばジョイフル三ノ輪です。
この商店街自体は大正時代からあったとも言われており、歴史を感じる事が出来ます。
現在でもこのアーケード街はすごくレトロな印象で、古い建物が多く立ち並んでいます。
この通りを歩くたびに、昔ながらの古き良き時代の歴史を感じます。
江戸時代から営業していた歴史あるお店もありますし、それこそ昔からある八百屋さんなども、ものすごく雰囲気がいいです。
ちなみに今は全くと言っていいほど面影はありませんが、大正6年くらいまではこの周辺は武家屋敷や飲み屋街だったとも言われています。
その規模なんと400軒!
すごい数ですね。
その数の飲み屋がこの近くにあったなんて、今は想像出来ませんがすごいなと思ってしまいます。
◆最後に
このように下町感溢れる良い場所がこの三ノ輪エリアです。
気になる方は、是非遊びに出向いてはいかがでしょうか。
また余談ではありますが、歴史という上で追加しておきますと、三ノ輪にある泪橋は昭和の名作漫画と言われている「あしたのジョー」のボクシングジムがあったと言われているエリアでもあります。
どのあたりにあったのかは、自分たちで探してみるのも面白いですよ。
以上が三ノ輪についての歴史でした!