台東区根岸１丁目にある神社になります。
山手線・京浜東北線の鶯谷駅より徒歩１分です。
飲食店やホテル街で賑わう一角にひっそりと建っています。
今回はこの元三島神社はどんなところなのか、確認していきましょう。
◆元三島神社とは？
1281年の蒙古襲来の際に出陣した河野通有（こうのみちあり）が、四国の大山祇神社で必勝を祈願し、帰陣後に当地に分霊を祀ったことが始まりとされます。
三島神社は浅草に移転されたものの、その後に協議を重ね、当地にあった熊野社と合祀して元三島社と称したといいます。
元々ひとつの三島神社が分かれたため、呼び分ける形となり、当社は元の社地近くに鎮座したこともあって、「元」三島神社と言われるようになりました。
ちなみに鶯谷駅から近い事もあり電車の車窓から見えたりもします。
三島神社が移転したにも関わらず存続させようとする近隣住民の心意気は素晴らしいものです。
是非一度参拝にいってみてください！
◆パワースポットとしても根強い人気
鶯谷駅から徒歩１分の距離という事もあってか、結構な人が参拝に訪れるのですが、実はそこには更に面白い事実がありました。
この三島神社ですが、都心の中の緑のオアシスとも言われていて、なんとパワースポットとしても有名なんだそうです。
若い人も参拝に来ることが多いのですが、どうやら「パワースポット」となっていたのが要因だったようです。
都心のビルの中に佇む緑溢れる神社は周囲と比べ異質な空間となっているのは間違いありません。
何か、神様にあやかりたい時などはこの元三島神社に参拝に来てみるといい事が起きるかもしれませんね。
◆夏季は絶対参拝しよう
夏に手前の6月30日になると夏越の祓えで茅の輪が設置されており、くぐれるようになっています。
この輪をしっかりくぐることで厄払いの意味もあります。
夏の時期になると、この輪がある為かちょっとした撮影スポットにもなっています。
そこでまた参拝客も増えますので非常にいいことですね。
とても小さな神社ではあるものの、パワースポットということもあり毎日参拝客の方は多いです。
鶯谷駅で降りるのであれば一度は参拝に行ってみましょう。
もちろん近くの飲食店街に立ち寄るついででも構いません。
パワースポットの恩恵を受けてみてはいかがでしょうか！
