新生活をはじめるなら、できるだけ快適な住み心地を確保したいですよね。
そうしたこだわりを持った方たちのなかには、角部屋限定で物件探しする人もいるようです。
とはいえ「そもそも角部屋ってどんな部屋?」「角部屋の住み心地って実際どうなの?」と疑問をお持ちの方も。
そこで今回は、角部屋の定義やメリット・デメリットをご紹介。
これから賃貸物件を探そうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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角部屋とは、マンションやアパートの各階の端に位置する部屋のこと。
両隣にほかの部屋がある、いわゆる中部屋に比べ、複数の方角に窓が設置され、日当たりや風通し、見晴らしがよいという特長があります。
また隣接する部屋が少なくなるのも、何かと人気を集めるポイント!
中部屋の少ない小さなアパートでは角部屋の割合が高くなりますが、各階の部屋数が大きくなるほど希少性がアップするのが角部屋といえます。
その点で考えると、縦に長く階数の多いタワーマンションは角部屋の割合が多くなるというわけです。
ただしどんなマンションやアパートでも、角部屋は中部屋より数か少なく競争率も激しくなりがちです。
また人気があるからといって角部屋だけにこだわって賃貸物件を探すと、思わぬ落とし穴があるかも!?
賃貸物件を探しはじめる前に、角部屋のメリットとデメリットをしっかりと見比べて、自分に合っているか確認してみましょう。
角部屋のメリット・デメリットについては次項に詳しくまとめているので、一つひとつ自分の好みや環境に置き換えてチェックしてみてくださいね。
賃貸物件で角部屋が人気なのはなぜ?角部屋のメリットとは?
まずは角部屋が人気を集めるポイントとして、角部屋のメリットを見てみましょう。
角部屋のメリット①採光性・通気性・眺望がよい
角部屋の定義でも触れた日当たりや風通し、見晴らしのよさは、角部屋でまず注目するべきメリットといえるかもしれません。
角部屋では窓が2つ以上の方角に設置されている場合が多く、採光しやすくスムーズな換気にも有効です。
間取りによってバスルームに窓が設置されている場合もあるため、気になるジメジメやカビ対策、浴室スペースの清潔を保つことにもつながります。
さらに見晴らしの点では高層マンションなどではとくに、部屋にいながら2方向の眺望が楽しめるのがうれしいですよね。
窓が多く見晴らしがいいと、開放的な窓の抜け感から部屋自体が広く感じられるのも見逃せないポイントです。
角部屋のメリット②隣の部屋との騒音トラブルが起こりにくい
角部屋は両隣に住民のいる中部屋と比べ、隣との接地面が少ないため生活音などによるトラブルが起こりにくいのが特長です。
隣の部屋の騒音が気になりやすい方はもちろん、自分の生活音が伝わるのが気になる方にとっても大きなメリットといえるでしょう。
最近はリモートワークやステイホームで自宅にいる時間が増えているので、生活音の気遣いや隣からの騒音が少しでも軽減できるのは助かりますよね。
角部屋のメリット③玄関前の往来が少ない
マンションやアパートなどでは、住民以外にも宅配便の配達や管理人などの往来が少なくありません。
外廊下といっても、やはり人の往来があれば足音などの騒音が気になることも。
その点、共用廊下の端に位置する角部屋なら、ほかの住戸へ行き来する人の通り道にならないため自ずと玄関前を通る人も少なくなります。
これはプライバシーを守る意味でも大きなメリットといえそうです。
角部屋のメリット④ベランダが2方向にある物件も
角部屋の場合、ベランダやバルコニーが2つの方角に設置されている場合があります。
ベランダで洗濯物を干すだけでなく「カーデニングや家庭菜園を楽しみたい」「ちょっとした趣味のスペースを確保したい」という方は、そうした物件を選ぶのもおすすめ!
複数のベランダやバルコニーは、開放感のある暮らしのポイントになりそうですね。
角部屋のメリット⑤中部屋より専有面積が広いことも
同じアパートやマンションのなかでも、角部屋と中部屋では専有面積に違いがあり、間取りなどの関係で角部屋の方が広くなっている場合があります。
同じ部屋数でも収納スペースにゆとりがあるなど、ちょっとした違いで暮らしの快適度がぐんとアップすることも。
同じ賃貸物件に中部屋と角部屋があったら、ぜひ見比べてみてくださいね。
賃貸物件で角部屋が人気なのはなぜ?角部屋のデメリットとは?
続いて人によっては注意するべきポイントとなる、角部屋のデメリットを見てみましょう。
角部屋のデメリット①中部屋に比べて家賃が高め
同じ賃貸物件でも、中部屋と角部屋では家賃に違いがあります。
多くの場合、専有面積が同じでも人気のある角部屋の家賃は高めに設定されているのが現状です。(ただし千円位の違いなので大幅に高くなっているわけではありません)
高めの家賃設定については部屋数が少なく希少性があり、さらに上記メリットによる優位性が関係しているようです。
家賃をできるだけ抑えたいか、快適性を重視したいかによって比較・検討してみるといいかもしれません。
角部屋のデメリット②一般的に夏は暑く冬は寒い
窓が多いということは、室内温度が外気の影響を受けやすいということ。
一般的に角部屋は、両隣に住居のある中部屋に比べて夏は室温が上がりやすく、冬は暖房効率が下がるといえます。
その分、夏・冬を快適に過ごすための冷暖房費が生活費を圧迫してしまう事態にもなりかねないので注意が必要です。
ただし最近では二重サッシなど対策している賃貸物件も多く、断熱性の高いカーテンも市販されているので、気になる方は検討してみるといいかもしれません。
角部屋のデメリット③家具のレイアウトが限られる
窓が多いメリットがある反面、壁面が少なくなるのが角部屋のデメリット。
また柱などが張り出している物件もあるため、家具の配置が難しい場合があります。
「引っ越してみたらお気に入りの家具が収まらなかった!」という事態にならないために、家具のレイアウトを事前にシミュレーションしておきましょう。
また窓が多いとカーテンやブラインドの数も多く必要になるので、その分の出費もきちんと計算しておくと安心です。
角部屋のデメリット④窓からの視線が気になる
こちらも窓が多いことによるデメリットです。
とくに女性の一人暮らしでは、窓からの視線は気になるもの。
1階なら窓に面した道路からの視線、2階以上であれば隣の家やマンションなどからの視線を確認しておく必要がありそうです。
角部屋のデメリット⑤外からの騒音・自然音が気になる
隣の騒音が軽減される角部屋ですが、逆に窓から室内に届く外からの騒音には注意が必要です。
交通量の多い道路や駐車場に面していれば、夜中まで自動車の騒音に悩まされるかもしれません。
高層階であっても自動車の走行音などは意外に伝わってくるものです。
さらに強い風や雨の日には自然音が耳について眠れないといった声もあります。
ただしこちらも、二重サッシなどで対策されている賃貸物件もあるので要チェックですね。
まとめ
今回は賃貸物件をお探しの方に向け、角部屋の定義とメリット・デメリットをまとめてみました。
賃貸物件のなかでも人気の高い角部屋は、多くのメリットがあってとても魅力的ですが、注意すべきデメリットもあるようですね。
まずは角部屋ならではのメリットとデメリットを見比べて、自分に合っているかどうか見極めることから、賃貸物件探しをはじめてみてはいかがでしょうか?
\お気軽にご相談ください!/
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