三河島駅周辺エリアは再開発が進んでいますが、具体的にどのような内容で街づくりを推進しているのかご存知でしょうか。
これから三河島駅周辺に住む方、すでに住んでいる方、どちらも今後どのような環境に変わっていくのか気になる所でしょう。
◆荒川区の取り組み
荒川区では、尾竹橋通り、道灌山通り、鉄道沿線に囲まれたエリアを「西日暮里一丁目まちづくり構想対象区域」として、賑わいのある災害に強い安心・安全な街づくりを推進するために、「西日暮里一丁目まちづくり構想」を策定しています。
◆三河島駅前は北と南に分けて街づくりを推進
三河島駅前を北側エリアと南側エリアに分け、それぞれが三河島駅周辺の活性化を図るための街づくりをすすめています。
・三河島駅北地区エリアとは?
西日暮里一丁目4番の一部、5番、6番の一部、7番は三河島駅前北地区エリアに分けられます。
関係地権者が平成16年6月に市街地再開発事業に向けて「三河島駅北地区市街地再開発準備組合」を設立し、都市計画に向けて活動しています。
JR三河島駅の北側は、市街地再開発事業による土地の基盤整備と利用のため、商業施設や住宅を整備することを推進していき、一体化した街づくりで活性化を図っています。
・三河島駅南地区に該当するエリア
荒川区西日暮里一丁目6番の一部、東日暮里六丁目1番、24番の一部は三河島駅前南地区エリアに分けられます。
こちらも関係地権者により、平成16年2月に市街地再開発事業に向けて「三河島駅南地区市街地再開発準備組合」が設立されました。
都市計画が平成20年6月に決定され、組合の設立から平成26年9月に竣工となり、平成27年9月には組合解散に至っています。
JR三河島駅の南側も北側同様に、駅周辺の活性化、防災性の向上などを推進しています。
◆三河島駅前活性化の象徴「アトラスブランズタワー三河島」
三河島駅から歩いて1分の距離にある「アトラスブランズタワー三河島」。
こちらは三河島駅前南地区市街地再開発組合が、2014年7月に東京都荒川区東日暮里6丁目に竣工した超高層分譲マンションです。
地上34階、地下1階、総戸数327戸のタワーマンションは、三河島駅に足を運んだ方の目を必ず奪います。
住戸以外にも、非分譲が14戸あり、店舗や事務所なども含んでいます。通勤や通学のアクセスも快適で、広大な敷地内には商業施設や公園が多数入っています。
◆活性化されれば物件価格も上がる?
三河島駅のまわりの再開発事業周辺に存在する築10年、70㎡の中古マンションや賃貸マンションは、いずれも建築工事着工前より売買価格・賃料ともに上昇しています。(参考:ライフルホームズ調べ)
今後、さらに上昇することも予測されますので、もし三河島駅周辺エリアで物件を探しているのなら市場の動向も確認しておくことをおすすめします。
【駅情報】
駅名:三河島駅
所在地:東京都荒川区西日暮里1-6-10
乗り入れ路線:常磐線
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