常磐線快速の三河島駅が最寄り駅で、とても贅沢なモーニングとランチを提供しているコーヒーショップが三河島にあるのをご存知でしょうか。
その名も「利休の朝顔」。
少し変わった名称のこのお店、どのような特徴があるのか確認しておきましょう!
千利休と豊臣秀吉との逸話の中に、「一輪の朝顔」というものがあります。
これは、庭一面に朝顔が咲いている利休の茶室の話を秀吉が聞き、利休に対して茶会を命じます。
秀吉が朝顔を楽しみに茶会に行くと、全て朝顔は刈り取られ、茶室には見事な一輪の朝顔がありました。
利休は最高の一輪だけを飾り、他は全て刈り取って侘び寂びの精神をあらわしたといわれ、また、その精神に秀吉も感服したといわれています。
このような逸話がもととなったお店の名称の喫茶店「利休の朝顔」は、JR常磐線三河島駅の近く、荒川仲町商店街の中に2016年12月にオープンしました。
以前は豆屋を営んでいたというご主人が提供するコーヒーは自家焙煎です。
厳選した豆を少量ずつ、コンロで焙煎したコーヒーが出されます。
ハンドドリップによる淹れたてのコーヒーは、朝の時間を贅沢なものに変えてくれるといえるでしょう。
さらに、遠方にいる人のためにネットショップで通信販売も行っています。
こちらでは、朝、コーヒーを頼むと自家製パンと野菜の前菜がワンプレート式になったモーニングが無料で提供されます。
自家製の2種類のパン、焼いたハム、人参やシイタケのソテー、水菜のミニサラダなど、日によって内容は違いますがすべてが1つのお皿にのって出されます。
パンにはバターが染みてカリカリとした食感がたまらないという人も少なくないようですし、珍しい野菜や花などが使われていて、見た目にもこだわっているのが特徴です。
六本木などで同じものを注文すれば1,000円は軽く超えるだろうという内容のものなので驚きです。
さらに、すごいのはモーニングだけではありません。
ランチも、パスタにドリアなどが2種類ほどずつ提供されますが、さきに野菜たっぷりの前菜5品が出される時点で驚く人も多いようです。
喫茶店なのにイタリアンより充実したランチという内容なので、満足感を得ることができるのは間違いありません。
店主はコーヒー豆屋としてお仕事される前は雑誌の編集長をやっていたようです。
そのため、撮影機材やプロジェクタなどもあるお店なので、撮影会にも使用できるという特徴があります。
いろいろなサービスが充実したお店なので、一度足を運んでみると面白いかもしれません。
【お店情報】
店名:利休の朝顔
所在:東京都荒川区荒川3-46-13
交通:JR常磐線「三河島」駅から徒歩2分
電話番号:03-6667-4335
営業時間:11:00-21:00
定休日:水曜日
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